黒番 四段 小川勝美(恵北支部) VS 白番 六段 竹内猛(東海中央支部)
参考図@
参考図A
第三譜(24〜42:本譜1〜19)『大場へ急ぐ』
右下をどうするか。白とし ては放っておくわけにはいか ない。取りあえず白2とツケ コシた。 黒3以下は当然。 白6に対する黒7は、この 場合、中途半端。参考図@の ようにきっかりカケツギ、白 イ(参考図@R3)なら黒ロ(参 考図@O7)。このようにカケ ル方が厳しかったと酒井義充 五段。 白10、12となっては右 辺の黒一子が犬死に。これで 右辺の白はかなり楽になった 。白14も落ち着いたトビだ 。 こうなると、早く大場へと いう意識になる。左辺黒15 がそれ。が、これは厚い白に 近寄り過ぎ。 ゆっくりいくなら参考図A 黒1、白2を交換した後、黒 3。こんなものですと酒井五 段。 白18、黒19となって下 辺がどうなるか。