第一譜(1〜11)『遺志を継ぐ』
斉藤さんは5年前に他界された、厳父純一さんの遺志を継ぎ、愛知県東海市内で日本棋院の東海中央支部でもある「東海囲碁サロン」を経営している。 純一さんが亡くなるまでは、コンピュータ関係の事業をしていた関係で、現在も事業とサロンの経営をこなす多忙な日々。 その忙しさの中で「囲碁サロンの経営者にふさわしい棋力を・・・」と、日本棋院中部総本部の囲碁講座にも通った努力家である。 本局は「少しきついとは思いますが・・・」と言いつつも、五子での勉強。 盤上は黒10の気合をはぐらすように、白11と進めたところ。